「ドメーヌ・ショオ」メーカーズランチ in ななつの花


先日は小林英雄さんが代表の新潟のワイナリー「ドメーヌ・ショオ」のメーカーズランチに行ってきました。

前から気になってたワイナリーでしたが、ちょっとお高かったので、お店で売れるギリギリの価格帯
のものしか飲んでませんでした。

その分楽しみではあったのですが、かなり衝撃をうけました。

それは、まず一発目から、、、、
「ケルナー シュール・リー 2012」
一口目は違和感が走りました。今まで飲んでた軽快で香りの良い爽やかさんケルナーが
重くて武骨的な感じがしました。ん?シュール・リー?がそうさせてるのかと
小林さんに質問してみました。なぜ故にシュールリーなのかと。

シュールリーは発酵終了後澱(オリ)引きをしないでタンクのなかで静置する方法で、
日本でよく目にするのが比較的ボディが薄い甲州種にボリュームを加える為に使用されます。

ケルナーはセオリー通りに醸してるところが多くシュールリーはあまり聞かないし。

すると、待ってたとばかりに!
どうも、小林さんの造りたいワインの基本は出汁の味を感じさせることみたいでした。
そのためにシュールリーで旨みをグイっと引き出しているのだと。

飲み続けるとだんだん慣れてきて、どこかで飲んだデラウェアのにごりにもニュアンスが似てる気がしてくる。
ほのかに甘くて飲み飽きしない味。香り系ではないですね(笑)

過去に旨みにこだわり過ぎたあまり、旨み(アミノ酸)を出しすぎて(だったかな?)酸を押し殺して、
日本酒に近い味のワインを造ってしまったそうな(笑)
ワインだと知らない人に伏せてテイスティングしてもらうとみんながこれ日本酒ですよねと口を揃えたようだ(笑)

これはこれで飲んでみたいですね~^^

次は樽香が心地よい「シャルドネ樽熟 2013」ときて「マスカット ベーリーA樽熟成 2013」
これは、2年前の山梨ワインツーリズムで購入して飲んだ時に衝撃を受けたあのワインにニュアンスが近い!
MBAなんだけどどことなくブルゴーニュのピノの味わいが感じられます。
これも、結局、旨みだったのか~

そして小林さんおすすめは「カベルネ・ソーヴィニヨン 2012」
そばつゆの味がするから~と言われて飲むと、ほんとそばつゆの味が!
これは、うまいな~絶対日本人好みですよ。

小林さんは日本人なんだから日本人に合うワインを作るのは結果的に必然的なことだと。
それは、日本人が常に口にする和食の出汁の文化に繋がるものなのだと。
フランス人がフランス料理に合わないワインを造らないでしょ!と(笑)

世界で日本人が一番敏感な「ウマミ」をおしていかないと!ですね。

この話を聞いて、あ~これだ~と!

アジートオープンの当初は実は世界のワインを提供してました。
ま、当時はワイン好きな人を日本酒好きに引っ張りこもうというのがあったのですが。^^;;

それが、数年前から提供するワインが日本ワインが主流になってきました。
その理由は、3つあり
1.いろんなワイナリーが著しく品質が向上してきてる。
2.日本酒でやってきたように生産者に直接会いに行ける。(生産者の人柄や考え方に触れられる)

そして、3つめが、なぜか日本ワインには世界のワインにない柔らかな
旨みを感じるってことでした。
それはお酒の中で唯一日本酒にしか感じないものでした。
これは飲み続けると日本人に合うに違いないと思ってたのです。

でも、その感覚はぼんやりとでした。

ドメーヌ・ショオさんにあって、そのもや~っとしたのがくっきり見えてきた感じです!

こういうことなんだと嬉しくもあり、感動しました。

日本ワインって原価は高く切り替えるときはくじけそうになったけど、こういうのに出会えるのでやっててよかったなと。
ちょっと大袈裟か(笑)


去年から始めた和食の名店「なかむた」さんとの日本ワインのコラボイベントにも
是非登場させてみたいな~


そして小林さんの経歴もちょっと変わってます。

少年時代はドバイ→各地の食文化と酒文化に触れる
大学は生物資源学(農学)→在学中に1年間オーストラリアのワイナリーに住み込み
ビジネスコンサルティング会社に就職
カーブドッチワイナリーでの修行
ドメーヌ・ショオ


自然派ワインに拘ってるわけではないけど、自分の求める美味しいワインを造っていたら極めて自然な造りに近づいたということです。
やはり、専門の畑の土のお話とかされるときはかなりのマニアックさを感じました^^

これは、新潟に行かないとな~行って又いろいろとお話聞きたいです!

さて、ドメーヌショオのワインですが、
今アジートで出してるものよりちょいとお高いのですが、今後は工夫をして
是非アジートでも提供しようと思ってます。
ただ、少量生産で人気もあるようなので、なかなか手に入らないのかも^^;;

そしてこれを書く時に気がつきました。嬉しすぎて参考資料をななつの花さんに置いてきたようです。
あとで取りにいこう~っと。^^;;

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隣に座ってた茶目っ気たっぷりの鮨屋のおっちゃんに隠し撮りされてました(笑)